T .代表幹事の挨拶               

平成19年11月8日

横浜市環境技術協議会 代表幹事 大角 武志

 横環協社会貢献活動2年目の今年、私たち横環協幹事会はある願いを抱いていました。それは多くの若手技術者の参画と若手スタッフによる企画・運営です。横環協として全面的なバックアップをしながらも、その中心となり、運営の大変さや楽しさを感じてくれるのは一人一人のスタッフではないかと思います。そういう意味で今年の活動には、若手の方や技術の方にどんどん参画してもらえるよう、横環協幹事会として働きかけてきました。
 さて、ちゃんとスタッフが集まるかどうか少々不安になりながらも、仕事を終えて石川町にある「労働プラザ」の会議室の扉を開けると、そこには20名を超える人たちの顔がありました。目的の一つである議事進行役を若手スタッフに任せ、集まること数回。数ヶ月にわたる実行委員会により、今年はなんと4つもの企画を同時進行させるという素晴らしい計画となりました。私たちはこれだけ人数がいるのだから、やりたい事は全部やろうよ!ということになったのです。 平成191028日、日曜日の朝、心配された台風は東にそれ、この日は台風一過の素晴らしい秋晴れになりました。早朝から準備を進め、底生生物発掘班、大声大会実行班、パックテストを使った化学分析班、そして環境川柳班の4つの班がそれぞれに準備を始めます。限られた予算の中、皆さんそれぞれのスタッフが会社からの支援を受け、道具を持ち寄りました。また、パックテストに使用する材料はメーカーさんの協力により実現しました。 思ったより大勢の人が訪れた「第14回金沢水の日:横環協4つのプログラム」は大盛況のうちに終了しました。大成功に終わったのは、スタッフの熱意と、それを楽しむ心意気、そして彼等をバックアップしてくれた横環協会員会社皆様、協賛を頂いたメーカー様のご協力と感謝しております。ゼロから始め、ここまでやったという達成感と、確かな手ごたえを感じた実績をもとに、これからもどんどんと社会貢献ができることを目指したいと思います。
 最後に一言だけこの場をお借り致します。スタッフの皆さん、お疲れ様!そして、どうもありがとうございます!
また是非やりましょうね!!


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1)のぞいてみよう海の底


担当者の感想
齊藤 康(株式会社 オオスミ)
 今年も、「金沢水の日」のイベントに横環協ボランティアの一員として参加させて頂き、どうもありがとうございました。今年は、前年よりも遥かに多くの人が(特に技術の人がたくさん!)参加し、イベントの幅が広がったのがとても印象的であり、とても嬉しい所でした。
 一方、自分の担当した「底生生物調査」では訪れる人が少なかったため、「折角やるのだから、もっとアピールの工夫をして、多くの人に訪れて欲しかった・・・」という反省も残りました。
 また工夫を重ねていけば、来年は更に面白い「横環協ボランティア」ができるのではないかと期待しています。参加して下さった方々、打ち合わせ等でお世話になった方々、どうもありがとうございました。
藤井 一昭(株式会社 アクアパルス)
台風一過の秋晴れの中
多くの人に出会い、多くの人に助けられ多くの人と笑い合えた事が今回の私の金沢水の日でした。
感謝!!感謝!!
さて次回は、どうなるんでしょ〜か?!
今から楽しみです。
2)水の汚れを調べてみよう


担当者の感想
鯉渕 卓爾(株式会社サンカン)
普段同業とは言え技術系担当者との交流は技術研修会以外ありえませんでしたが、「金沢水の日」参加のため、何回か開かれた打合わせ会議はこの交流を深める非常に良い機会ではなかったかと思います。
西 みゆき(株式会社総合環境分析)
 今回は横環協を通じまして、ボランティア活動に参加させていただきありがとうございました。
 実行委員会の会議では、子供たちが環境について関心を持ち、そして楽しんでもらえるようにするには、どんな内容が良いかとういことで、案を出し合いましたが、当日、どうなるかとういう不安もありました。
 CODのパックテストでは、水質検査をしながら、子供たちが一緒になって、水を汚さないためにはどうすれば良いか考えてくれている姿を見て、この金沢水の日を通じて、微力ではありますが、環境を良くするためのお役に立てたかなと思います。そして、私自身は、環境に対する意識を再確認する場ともなりした。
 横環協の方々、ボランティア実行委員の方々、みなさんの力で、子供も大人も有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。ありがとうございました。
尾口 俊一(ムラタ計測器サービス株式会社)
 今回「金沢水の日」にボランティア活動として参加させていただきありがとうございました。

横環協は、前回ボランティアに参加していたということでしたが、実際にどのような状況でどれぐらいの人が集まるか全く分からないので、ボランティア活動に参加するとは言ったものの、実際には不安でした。
 私は「水の汚れを調べてみよう」というテーマを担当しました。実際に川の水やシャンプーの水を採水して、参加してくれた子供たちと一緒に水の汚れをパックテストで実験しました。参加した多くの子供たちが水の汚れに関心を持ってくれて、ボランティア活動に参加してよかったと思いました。参加した子供たちのなかには、デジタルカメラで実験の様子を記録したりする熱心な子供もいました。自分の子供の頃を思い出すと、環境問題などについて考えたこともなかったので、非常に恥ずかしいと思いましたが、今後もこのような機会があれば、横環協を通じて、環境問題について社会貢献ができたらいいなと思っています。
 当日のボランティア活動、当日まで準備してきたスタッフの皆様大変お疲れ様でした。
柿ノ谷 直人(ムラタ計測器サービス株式会社)
「水の汚れを調べてみよう」と言うことで、パックテストを用いた水質分析を行いました。

水質分析の面白さ、水環境保全の大切さについて、市民の皆さんに体感して頂きたいと言う願いを込めて、企画、準備を進めてきました。
当日、パックテストの色の変化に興味津々の子供達、生活排水の汚れの酷さに驚かれるお母さん方と、とても賑やかに、楽しくイベントを進行することができました。同時開催された「環境川柳」において、「海の水 はかってみたら 思ったよりきれい」と小学生が詠んだ一句がありました。
私共の願いが何らかの形で皆さんの心に届いたことを実感でき、とても嬉しく思いました。今回のイベントの趣旨にご賛同して頂き、快くパックテストをご協賛して頂いた共立理化学研究所様に深く俺を申し上げます。
3)目指せ120ホン


担当者の感想
鈴木 孝行(ムラタ計測器サービス株式会社)
2回目の「金沢水の日」への参加。
今回は、「大声大賞」を担当させてもらい、会社から騒音計とレコーダーを現地に持ち込んで、大声(騒音?)測定。
参加者はマイクに向かって、思い思いの言葉を叫んでいました。

圧倒的に子供の参加者が多かったのですが、大人の参加者もいて、「もっと勉強しなさぁ〜い!」とか「社長の馬鹿野郎ぉ〜」、中には、「かぁちゃん、早く帰ってきてくれぇ〜!」
普段の生活が滲み出ているような叫びもあり、笑いが絶えなかったです。
「めざせ!120ホン」ということで、実際に120ホンを超えた叫びをした人が3人出ました。
・横浜市立並木第四小学校のIさん
・横浜市立小坪小学校のT・Nさん
・横浜市立瀬ヶ崎小学校のT・Yさん

以上3名が、みごと120ホンを超えて賞品をゲットされました。次の日、この人たちの咽喉は大丈夫だったかなぁ?ちなみに参加賞として、全員にのど飴を差し上げました。
 ボランティア活動は、自分が楽しくないと回りも楽しくないし、長続きしないと思っています。「できる人が、できる時に、できる事を」をモットーに、また来年も横環協で、楽しい活動していきましょう。みなさん、お疲れ様でした。

古瀬 裕(横浜ピーピーエム株式会社)
   『大声大会で見取れてしまった』

「君が好きだ」「キャーッ」「絶対に卒業するゾー」「どんだけー」など様々な叫び声が飛び交った大声大会。
マイクの前に立ち、2回、3回と深呼吸。目が寄る程に集中してくれる子供たいの姿に見取れてしまいました。延べ100人の参加者中、ジェット機並みの120ホンに到達したのは3人のみ。声変り前の子供の「キャーッ」という叫び声と、「いつも子供を怒鳴ってるから」という小学校の先生でした。
見取れたと云えば、大声大会への参加を呼びかける豊産業・三尋木さんの手作りポスター。カラフルな色遣いと、騒音レベルを示す的確なイラスト、どこのイラストレーターかと見取れてしまいました。 騒音計を操ったムラタの鈴木さん。「ハイ、白い線から出ちゃダメヨ」と、子供のあしらいの上手さに見取れましたが、ボーイスカウトのリーダーとうかがいナットク。
 そして極めつけは、我がPPMの志村さん。参加者へのチョット怪しい景品を渡す姿は、まさにお祭りの屋台のお兄さんにピッタリ。見取れてしまいました。
水の日にふさわしいのかどうか分かりませんが、楽しい一日でした。
猛(横浜ピーピーエム株式会社)
初めて「金沢水の日」のボランティア活動に横環協の一員として参加を致しました。当日は天候に恵まれ、秋の爽やかさというより初夏を思わせるような汗ばむ陽気で、たくさんの親子連れや子供達が参加をされました。私は「大声大会」のイベントに係として参加をさせて頂きましたが、ただただ子供達のパワーに押されっぱなしでした。
友人達と参加をし、誰が一番大きく声をだせたかと競い合う者がいれば、もっと自分は大きく声をだせるはずだと一回では納得がいかず何度も挑戦する者。又、好きな景品が欲しいからと、かなり真剣に気合いいれる者、一人では恥ずかしいからと二人仲良く叫ぶ者。
そのどれもがほほえましく、面白く、時として係でいることを忘れて自分自身が楽しんでおりました。最初は声を出すことに恥ずかしくあまりやらないのではなど不安もありましたが、それは大人の意見で子供達には関係なく十人十色それぞれ好きな言葉で元気よく叫んでおりました。そして気がつけば景品もなくなり、大盛況であったと感じました。
普段では体験できないであろうことに触れあうことができ、とても刺激になりました。どうもありがとうございました。
井上 久靖(横浜ピーピーエム株式会社) 
今回初めてボランティア活動に参加し騒音計を使った大声大会を担当しました。期待と不安でいっぱいでしたが、会場は予想以上の来客で子供たちもたくさん参加してくれたので良かったです。当日は天気にも恵まれ楽しく過ごすことができました。このHPを見られた方は是非来年の「金沢水の日」に足を運んで下さい。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
三尋木 文人株式会社 豊産業
私は、大声大会「めざせ120ホーン」を担当しました。
騒音計に向かい好きな言葉を叫び、それがどのくらいの声量かを確かめる企画です。
企画内容はかなり面白いと感じたが不安はありました。人がこない。恥ずかしがって声を出さないんでは…
ところが、そんな不安はなくなった。「どんだけ〜」、「アロハ〜」、「キャー」と子ども達が発声すれば、「か〜ちゃん帰ってきてくれ〜」、「コラー」と大人達も我を忘れ競い合った。子ども達は、高い声で120ホーンを超える子も。私の耳に響きわたった。大人達は低い声で、振動を振るわすよう様だった。
私自身<金沢水の日>に参加させて頂き、楽しい1日だった。子ども達との触れあい、参加団体との触れあい、メンバー達との触れあい…と人との触れあいを楽しんだ1日であった。
ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。

志村 裕二(横浜ピーピーエム株式会社)
いままでお祭りやイベントに遊びに行くことはありますが、まさか自分が催しをするがわになるとは思いませんでした。
 今回は大声大会のお手伝いをすることになり、参加賞の飴、景品の手配をしました。特に景品が子供達に気に入ってもらえるか不安もあり、普通のお店では手に入りにくい物を少し追加した効果もあったのか、それなりに好評だったので嬉しかったです。
 大声を出すことに恥ずかしさなど抵抗があるせいか、チャレンジしてくれる子供達がなかなか来てくれませんでしたが、なかには面白い台詞を言う人もいて盛り上がった場面もあり、大声大会は大成功だったと思います。

4)川柳で ちょっと自然を考えよう(金賞発表)


金賞
(最優秀賞)
・ぶんべつを ちゃんとおぼえて ゴミすてよう!(ゆうきりんりん)
金賞・ちょっとだけ そんな油断で ゴミの山(かずべえ)
金賞・世界一 きれいにしよう 金沢区(ティカー)


銀賞・野島はね 水がきれいで 成り立つの(ゴジラ)
銀賞・海の水 思っていたより きれいだな(世界一元気な子
銀賞・負けないぞ 自然の多さと 人の気持ち(佳奈)

佳作
・温暖化? 違う私は メタボリック!(でら)
・温暖化 十月なのに 汗をかく(でら)
・買い物は 自分の袋を 持っていこう(しげちゃん)
・自然には ごみのポイ捨て やめようね(ようandこう)
・うれしいな なんでもできて みずのひは(まほ)
・海の公園 きれいにすれば 海がよろこぶ(柔人〜やすと〜マン)
・ごみひろい いっぱい あつめた(RIN!)
・生き物は ぼくらのせいで こまってる(古君)
・のじま公園 きれいにしたよ うれしいな(にしの しゅんすけ)
・海の水 貝がいろいろ ありました(倉田)
・かていでは ゆよごれへらせ ぜったいに(ねこずき)
・みんなで ゴミをひろって きれいにしよう(よしあき)
・大声で 最高記録 出しました(ピーさん)
・大声で 百二十ホンで のどがかれた(プーさん)
・みんなで ちゃんと ゴミひろおう(佐々木啓)
・ごみふんべつ しっかり分けて ごみすてよう(鈴木政裕)
・だんだん 深くなる 海(舩木)
・カヌークラブ みんなを教えて つかれたよ(H・M!)
・協力し みんなでひろう ゴミ全部(へー)
・みんなで へらそう 野島のごみ(きん肉マン)
・みんなで へらそう ゴミの量(ムキムキ)
・ぼくの町 ごみをポイ捨て ブッ殺す(マッチョさん)
・ぼくたちは ゴミをすてては またすてる(古寺君)
・貝がらが たくさんあって おどろいた(美帆)
・誰かがやる みんなが思えば 片付かない(O・M)
・192 百年後には 何ヶ国(つばる)

(Yは横環協メンバーによる川柳)
  ・ショッピング みんなで持とう エコバック(洋ちん)
  ・省エネは 小さな努力 大きな成果(ホーク・アイ)
  ・落葉ならいいが 枯葉だとさびしい(M・O)
  ・「もったいない」 他国の人に 教えられ(茅ヶ崎王子)
  ・なつかしい クマゼミが今 こちらにも・・・(関西人)
  ・横浜の G30を 知っている?(へら星人)

担当者の感想
荻原 明(公害計器サービス株式会社)
「金沢水の日」に初めて参加させて頂きましたが子供達の多さと反応の良さは想像以上で驚きました。特にパックテストを用いたCOD測定では、真剣な目で実験を行う子供達の姿が印象的でした。今回、準備段階の打ち合わせには出席出来なかった事もあり、勝手もわからず初めてお会いする方も多く、あまり役に立てたとは思いませんが、今後又機会があれば積極的に参加させて頂きたいと思います。